地元文京区にお住いの20代の若いご夫婦がご来店、ご主人様が「以前から気になるお店だった」という嬉しいご感想の元、ぎっくり腰をされて腰に不安をお持ちの奥様にマットレスをお探しに当ショップへ。
腰に不安がありますので、世間一般的に言われる「硬いマットレス」を購入予定でしたが、細身でスタイルの良いお客様でしたので、硬いマットレスではお尻が突き上げられ、正しい寝姿勢が得られないとご説明。
実際にお店で硬めのウレタンマットレスにてお試しいただきましたが、お客様も同じご感想。
あおむけ寝をした際、横から見た場合に背骨から首の頸椎のS字ラインが維持できないと、腰ばかりでなく首(頸椎)に負荷がかかります。これは背骨と頸椎がつながっているから。日頃「枕が合わない」「肩こりが治らない」という方は、ほとんどがこのタイプ。
デンマーク生まれで腰の負荷を和らげると評判の「マーブルマットレス」と、自然素材100%のラテックスマットレスと迷われましたが、店内で試し寝を何度も繰り返した結果、
をチョイス。
これにプラスして、その人によって寝床をカスタマイズすることで究極の体圧分散を実現にする、ミルフィスリットエレメントも同時にお買い上げいただきました。
上の写真は調整のイメージ図ですが、このスノコがスリットエレメント、上のように直接寝ていただきスリットバー(木部)を抜いたり、ブロック間の幅を狭めたり広めたりして調整します。この上にラテックスマットレスを敷いて2段重ねでご使用いただきます。
↓下の画像はすでに調整完了した状態。見えているのは足の方で、かかと部分のスリットバーを抜いたところ。下から6本目を抜いています、分かりますか?
かかと部分を抜くことで、かかとで支えていた足の重みをふくらはぎ、太ももへと分散します。足のむくみが解消され立ち仕事の方への疲れ軽減に大いに役立ちます。
これ以外にお尻から腰に掛けて、さらには寝返りをしやすく肩の部分を同様に抜いたりして調整しています。
これに、天然ラテックス100%のミルフィマットレス100mmを乗せて↓
仕上げは、当然のごとくドイツビラベック社のボウルフ羊毛敷きパッドを乗せて仕上げとなります。ご主人様も相当悩まれていましたが、マットレスを5年前に購入されたばかりということで、ビラベック社のボウルフ羊毛敷きパッドのみお買い上げいただき、奥様の反応など様子をみてから検討することになりました。
奥様思いのやさしい旦那様と、さわやかな笑顔の奥様の素敵なご夫婦様でした。快眠をなさっていつまでもお幸せにお過ごしください。
ありがとうございました。
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